受講生の声

資格を活用し活躍されている方からのメッセージ

渋谷1期生

今木 慈子(いまき ちかこ) 様

健康経営推進担当者としての効果的な推進のヒントを得ることもできました。講座で知り合った仲間とは継続的に情報交換をしたり、協業を検討しています。

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渋谷1期生

岩重 希依(いわしげ きえ) 様

「健康経営」を取り組んでいくためのコンセプトの策定やゴール設定を明確化することができました。

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渋谷2期生

細井 優(ほそい ゆう) 様

日本でも数少ない先行事例を築いてきた講師陣が教えてくれます。事例があるという事はつまり良いサンプルと悪いサンプルが揃っているということで、やるべき事/避けるべき事の両面を学ぶ事が出来るということです。

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渋谷1期生

今木 慈子(いまき ちかこ) 様

profile 株式会社ウィット あすけん法人事業部 事業責任者
アクセンチュア、その後いくつかの事業会社でCEO、事業運営、サービス責任者などを経て、2017年12月にウィットへ入社。2017年12月より法人サービスに参画し、事業責任者に就任。6億のデータを駆使し、AI栄養士が行う20万パターン以上のダイエットや食生活改善に役立つ栄養アドバイスが受けられるヘルスケアNo.1アプリ、会員数が200万人を超える「あすけん」を軸に企業の働き方改革・健康経営を支援している。

健康企業指導員養成講座を受講したきっかけ

あすけん法人事業部の責任者として仕事をし始めてすぐのころ、これまで聞いたことのなかった「健康経営」というワードが耳に入ってきました。さっそく上司やメンバーから概要を聞き、ネットや本で調べ、歴史から、何のための経営戦略の一つなのかなど、他社事例含め業界情報やキーワードを調べました。と、同時にいくつかのお客様先でニーズ探索をしている中で自分の中で大きな課題に気が付きました。「推進担当者にとっての健康経営や健康増進とは何なのか。現場の人間の感覚値とはどのようなものなのか。それが何かわからない。実感できない。」と。

お客様と接している中で、各社の状況(企業文化・運用体制・健康経営推進室の有無・担当者の役割・予算感など)は多種多様であることを感じました。積極的に予算も体制も作り健康経営を推進している企業もあれば、予算は非常に限られており、人事や総務やいくつかの兼任業務の中でごく一部の工数をかけて推進しなければいけない企業もあり。様々なお客様の現状に触れる中で、「本質をとらえて自分事化しない限り、彼らや健康経営を取り巻く現状を本当に理解することも、ましてや弊社のサービスで支援することも無理だ」と強く感じました。

幸運なことに、その時からすでにウィットの親会社であるグリーンハウスグループには健康経営の推進組織がありました。ウィットのスタッフもその推進メンバーの一員だったのですが、「健康経営推進担当である当事者として課題やあるべき姿の理解を深めたい」と思い、私も自ら手を挙げてチームの一員に入れてもらいました。

そのような活動の中で、JWCLA(日本健康企業推進協会)の健康企業指導員養成講座の第一期講座のお知らせをサイトで何度か目にしておりました。講師であるDeNAの平井さんの健康経営セミナーに参加したことで、当講座の詳細内容を知り、すぐにこの講座に申し込みをしました。

講座の内容と得られたこと

内容はCHANGEメソッド・フレームワークを活用しながら「健康経営をする目的・コンセプト」について考えるところから始まり、具体的な企画案をディスカッションやグループワークを通して学びます。

講座を通して「本当の意味での健康経営とその推進とは何か」「当事者(健康推進担当者として)考えるべき視点」「企業の健康推進を支援するベンダーとしてどう寄り添ったり課題把握をすべきか」など、推進担当者として何を外してはいけないかというポイントや、支援側としてどうお客様へ提案すべきかのコツを得られました。

また、2日間の講座では毎回宿題がありました。それは健康経営を推進するための企画書の作成です。このフレームワークを通してレベルの高い企画書の作成ができるようになりました。現在は、お客様へ提案する企画書を作成するときに、講座から学んだ内容を多く活用しています。

受講後どのように活かされているか

2つあります。

1つ目は、
受講前は自社の健康経営にはほとんど興味がなかったのですが(笑)、受講後は自社の健康推進担当者として、チャレンジを楽しむようになりました。今は特に「どのように各関係部署と連携をとり、仲間づくりをしたり、人を巻き込んでいくのか」について少しずつ学び始めています。一健康推進担当者として何ができるのか、「あすけん」を弊社グループにいる3万人の従業員の方にどう活用してもらい食習慣・健康改善の底上げができるのかを、前向きに悩みながら、学ぶ日々です。

2つ目は、
企業様へ「あすけん」および付帯サービス(リアルの栄養士によるコーチングや健康セミナーなど)を提案するにあたり、自分なりに健康経営推進プロジェクトリーダや担当者の方の気持ちを鑑み、寄り添い、各社の課題把握から適切な提案とご支援することが少しずつできるようになりました。場合によっては、弊社サービス(食習慣改善)ではお役に立てないときは、当講座で得た知識や経験を活かしつつ、他社事例などを踏まえてお客様のお役に立てるような情報提供ができるようにもなりました。

この講座から学んだことを活かして、健康経営推進担当者としての効果的な推進のヒントを得ることもできました。またお客様への提案確度も高まったと感じています。さらに、講座で知り合った仲間とは継続的に情報交換をしたり、協業を検討しています。

自社の健康推進担当者の立場でも、お客様である企業へ健康施策などを支援する立場でも、当講座から、明日から活きる実戦さながらの学びを得られると思います。


※CHANGEフレームワーク Concept、Hold、Analyze、Network、Goal、Enjoyの頭文字より。同講座で設計した健康推進のメソッドを指す。

渋谷1期生

岩重 希依(いわしげ きえ) 様

profileß 管理栄養士の養成大学を卒業後、国家資格を取得。資格取得後、管理栄養士として2年間病院に勤務し、入院患者や通院中の患者一人ひとりの病状に合わせた栄養管理や栄養指導を行うなどの経験を経て、2017年アイ・ネット・リリーコーポレーション株式会社へ入社。労務業務を担う傍ら、管理栄養士として従業員の健康管理やダイエットサポートなどを行う。2017年9月に「健康経営」を知り、積極的に社内外で活動をしている。

健康管理の仕事に携わるきっかけ

私は現職に就く前、地元宮崎の病院で管理栄養士として働いていました。病院では様々な疾患を持った患者様を相手に栄養指導を行っていましたが、いつも栄養指導をしながら「病気になる前に生活習慣を見直すきっかけは無かったのだろうか」「病気が重症化する前に、誰かが手を差し伸べて未病の段階でみつけられなかったのか」と日々悶々と過ごし、「治療」という面からのサポートではなく、健康な人をより健康にする「健康増進」という面からのサポートがしたいと考え、現在の職場「アイ・ネット・リリー・コーポレーション」へ転職いたしました。 現在働いているアイ・ネット・リリー・コーポレーション株式会社は、IT企業です。病院という臨床現場から離れ全く違う業界への転職を決めたきっかけは、入社前に直接社長からいただいた言葉でした。
「従業員はね、会社にとって重要な財産なんだよね。その大切な従業員が病気になって倒れてしまっては会社としても社長としても非常に困る。そのために、従業員の健康を管理してくれる人材を探しているんだよ」
私は社長からの言葉に感銘を受け、その場で入社を希望いたしました。

従業員の健康の現状把握の必要性

まず私が入社して初めに行ったことは、全従業員の健康診断結果をリスト化し、体調不良者による欠勤回数をまとめました。これによって、社内のアブセンティズムを見える化することができました。
また、アブセンティズムだけでなく社内全体へライフスタイルアンケートを行い、従業員が日頃から抱えている不調(腰痛・慢性の頭痛・睡眠不足等)を聞くことにより、プレゼンティズムの見える化も行いました。
現状把握後、放っておけない従業員をピックアップし、直接ヒアリングを行いました。

その従業員のほとんどが、「健康診断の数値が悪いのは歳のせいだ」「仕事が忙しいからそれどころではない」と見て見ぬふりをしていたり、「体には異常が出ていないから何も改善をする必要はない!」ときっぱり拒否をされたり、とにかく自分の健康に興味がない人が多く、驚きの連続でした。

「健康企業指導員養成講座」受講のきっかけ

今までの健康管理の方法に自分自身が不安に感じ、健康保険組合の会合に参加。その時に「健康経営」や「健康企業指導員養成講座」について初めて耳にし、具体的な内容を伺うにつれて自社にも必要であると思い、さっそく養成講座を受講しました。

  講座では、健康を推進していく推進者としての必要なコンサルティング力や企画書の作成方法、社内外の組織の作り方や協力者の見つけ方などを学ぶことができました。

講座を受講することで得られたもの

今まで行っていた施策は「守りの姿勢」(=病気にならないための施策)での取組みが大きかったことに気づきました。さっそく講座で学んだ内容を自社に持ち帰り、「守りの姿勢」から「攻めの姿勢」(=従業員が楽しんでポジティブに健康増進を行う施策)へとシフトチェンジし、「健康経営」を取り組んでいくためのコンセプトの策定やゴール設定を明確化することができました。
 
「健康経営」を行っていくうえで、上記に記したような知識や周りの巻き込み方はとても重要です。しかし、一人で推進していくには限界があります。実際に、この推進の仕方は正しいのか、そもそも自社が行っている「健康経営」は意味があるのかと心が折れそうになったこともあります。そんな時、この講座で出会った推進者の方々からのアドバイスや社外の方の取り組みなどを伺い、他社の成功例・失敗例を参考にさせていただきながら、自社に合った施策を進めることができています。

 講座を受講したことにより、知識の習得に加え、今まで出会う事の無かった異業種の方々との交流が何よりも私の糧になりました。「健康経営」という枠組みを超え、経験が豊富な方との会話が私自身のスキルアップや今後のやる気になっています。
これからも色々な方との出会いを大切にし、さらなるステップアップを図っていきたいと思います。

渋谷1期生

細井 優(ほそい ゆう) 様

profile デリバリー&テイクアウトのサラダ専門店『サラド』代表
Red Yellow And Green株式会社   President & CEO
新卒からIT業界一筋で仕事に打ち込むが、ある出来事をきっかけに2016年サラダ屋に転身。美味しいから食べやすいサラダを通して、働く方々の生産性向上に寄与することを目標に事業展開を進めている。

私は元々アップルで営業をしていたのですが、同僚が狭心症という病気になり、お医者様に食事の改善を打診されたという話を聞いた事がきっかけで自然と自分自身の食事を見直すようになり、その翌年にサラダ屋を開業するに至りました。
自分が会社勤めだったという事もあり、主なお客様として考えていたのはオフィスワーカーでした。体を悪くした同僚がいましたし、忙し過ぎてランチタイムにエレベーターで下に降りて食事をする時間を取れないというケースもあり、オフィスで簡単に食べられるサラダでこのような人達の助けになれたらなぁという思いがあったのです。
そこで、オフィスワーカー向けに健康を作る手助けをしようと思いグーグル先生に相談をしていたところ「健康経営」というワードに出会い、日本の企業の中にひときわ健康に気を配る方々がいることを知りました。初めは「健康経営銘柄」が先に検索結果に出てきて、その銘柄を見るにつれ、いつか自分のサラダを健康経営銘柄の企業に納め、彼らの健康づくりの役に立つという目標を持つようになりました。

なぜ健康経営は必要なのか?

この質問が健康経営のプライオリティを定め渋っている方々の判断を鈍らせている理由の大きな要因になっていると思います。取組による経済効果等の情報が分からないとイマイチ重要性が分からないというのも大きな理由の一つでしょうか。このような状況により、多くの方々はこの取り組みにどの程度力を入れるべきか判断出来ないと思うのです。
こういった環境を改善する為、世の中の人に健康経営の価値を伝え、腹落ちさせて、健康経営を実施されやすいようにステークホルダーを上手く導いていくということまでを学べることと、副次的効果として志を同じくする意識の高い横の繋がりが得られるということこそがJWCLA講座の価値である、とうのが今回私が出席して感じた事でしょうか。

さて、前置きはこの程度にして本題に。

① JWCLAの講座のコンテンツ価値

■JWCLAとの出会い

私はお付き合いのあったDeNA社が自社のプレゼンティーズムによる損失が23.6億円/年もあると算出したという記事を見るというキッカケがありました。潜在的に存在する大きな経済損失の額と共に、健康関連の項目でこのように定量的な表現が出来るものなのかと衝撃を受けた記憶があります。

この記事が元となって、他の企業にも潜伏しているはずの大きな損失を意識するようになり、このような損失を軽減するために「サラダを通してオフィスワーカーの生産性を向上する」というミッションを掲げるに至りました。ミッションをあらたにする中で、健康関連の知識をつけたいと思い立ったというのが、今回の講座を受講する事を決めたというのが受講までの流れです。

■JWCLAの講座で学べる事

受講前は健康経営に関連する知識が得られたら良いなという漠然とした意識しかなかったのですが、講座では健康経営を推進するためにはどの様な取り組みが必要かという事についてカッティングエッジな健康経営を実践されている講師3名が実例をサンプルに説明をしてくれます。
例えば、 現場のモチベーションをあげるにはどうするか?
社内で協力者を作るには何をしたら良いか?
協力者及び取り組みの対象者に腹落ちしてもらうにはどうするべきか?

単純に健康経営とは何か?についての座学が続くのではなく、健康経営を会社にしっかりと根付かせるための実学を学ぶことが出来ます。これを日本でも数少ない先行事例を築いてきた講師陣が教えてくれます。事例があるという事はつまり良いサンプルと悪いサンプルが揃っているということで、やるべき事/避けるべき事の両面を学ぶ事が出来るということです。これによって取り組みの成功確率が高まっていきます。講師陣は平日の昼間からこの講座を開催しており、本業は別にあるわけですから、彼らの健康経営を世の中に浸透させるという意気込みと信念がヒシヒシと伝わってきます。


■講座でのプレゼンテーション

併せて、自分の取り組みアイデアを参加者及び講師陣にプレゼンする機会が得られるというのも重要です。アイデアは周りに共有しない限りは自分で考えられる領域を超えられません。JWCLAの講座では健康経営に関連するアイデアそのもの、及びその広め方/浸透のさせ方を周りに共有します。
結果的にアイデアの抜け漏れに対して講師陣や意識の高いメンバーからのツッコミが入るわけですがこれがキーになります。浸透しない可能性のあったプランが、周りに受け入れられるプラン、参加者が増えるプラン、効果のあるプランといったものに昇華されていくわけです。社内/社外にプランの説明をする際の練習にもなりますし、プランそのものも洗練され、これをより良いものに磨いていく場としても機能しています。

■健康経営の価値の再認識

冒頭にも書いた「なぜ健康経営が必要なのか?」の質問に対する回答を出していくということが可能です。経産省と東証が選ぶ健康経営銘柄のパフォーマンスに対しての理解や、前述のDeNA社の事例を知ると、オフィスというフィールドでベストのパフォーマンスを出し、結果的に企業価値を高めていくために必要な取り組みとして健康経営が重要であるということが理解できます。
アスリートが試合でベストパフォーマンスを出すためにコンディションを整える感覚で、働く人たちもオフィスというフィールドでベストパフォーマンスを出すために何をしたら良いかという考え方をすることが出来ます。今までは比較的ビジネススキルを付けるという「イチを二にする」取り組みに意識がいきがちでしたが、実はより良いパフォーマンスを出すために「マイナスをゼロにする」or「マイナスをプラス」にするためにコンディションを整えるという取り組みが健康経営を通して出来ることに気付けます。
「output = 生産性 x input(労働人口 x 労働時間)」という計算式があるのですが、人口減少と労働時間を減らそうという世相がある中で、生産性を高めるという取り組みは必須です。生産性を高めるための取り組みとして健康経営に取り組むということを理解出来ると、その価値を理解出来るようになります。

② 社外に向けて健康経営を発信したい方々にとっての受講意義

JWCLAはサービスをビジネスとして提供する側としての価値もある講座だと考えています。私の場合はサラダを通してオフィスワーカーの労働生産性を高めるということを念頭に事業をしておりますので、社内向けではなく社外向けの取り組みをすることになります。が、ここで教わるコンテンツは社内を説得、乗り気にさせるという取り組みですから、つまりお客様に対する姿勢と変わらないわけで、私のケースでも十分に転化可能である事を感じました。

副次的な効果としては社内で健康経営を推進していきたいと考えておられる方々の中に混じって意見交換できるというのも大きな学びだったと捉えています。まさに超重要な窓口になり得る方々の日々の悩みや課題を学べるわけですから、こんなに良い意見交換の場はありません。彼らが抱えている課題を解決出来るソリューションを考えればそれだけ良い取り組みになる可能性が高まるわけです。

こちらの講座に参加されている方は実は会社の経費対象ではないため自費で参加されているような”超”がつくほど意識が高い方も多くいらして、この意識からして学べる部分もありました。JWCLAの存在意義は講座で提供されるコンテンツを通して、この極少数の健康経営の重要性を信じている方々の数を増やしていくというところにあるのかなとも勝手ながら考えています。これが推進されることでサービス推進側も取り組みが進めやすくなると思いますので、JWCLAの今後の活躍を強く期待しております。

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